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2004.03.22

NikonD70で一眼再入門

D70.jpg

昨日の記事でも触れたように結局さんざん悩んでいたNikonの一眼デジカメD70を購入してしまった。
正直なところD70ともう一つの有力候補CANONのEOS Kiss Digitalやスタイル的に一番気になるPENTAXの*istDも価格はじょじょに低下中ということもあり、ぎりぎりまで悩んでいた。結局は店頭で実際に触ってみて、そのレスポンスの良さに負け、購入決定。

ココログルでD70で検索して見つけたうなむの雑記帳さん、P!P!P!さんの記事を読んでD70から一眼デジカメを始める人も多いのになんとなくほっとしました。
D70から始める皆さん、使いこなせるように一緒に頑張りましょー。(面白い使い方あったら教えてくださいませ)

あいにく購入後天気が悪く、まともな撮影機会に恵まれていないのだが自宅にて犬撮影等を試していた。感想として「むちゃくちゃ楽しい」に尽きる。他機種を詳しく知らないのでD70だからこそどうだとか比較は出来ないが、とりあえず『一眼デジカメ』という存在自体が非常に楽しいものであることがわかった。
いや、これまでも一応銀塩一眼カメラは持ってたんだけど…。ちゃんと勉強してない上に撮影コストが気になるのといろいろ設定試してみようとしても撮影ペースが遅いので現像される頃にはどういう意図でどういうパラメータで試したものだったかなんてすっかり忘れている。結局何の勉強にも経験にもなっていなかった。
これに比べると一眼デジカメは天国だ。設定が画にどれだけ影響があったかは直後に確認出来る。しかもレスポンスが良いのでサクサク確認、サクサク削除。何十枚どころか何百枚オーダで試し撮りしてもコストはほとんとゼロだ。ブラケット撮影でホワイトバランス、露出を自動的に替えつつ連写すればさらに簡単に印象の違いを知ることができる。入門者こそ一眼デジカメを、というのは間違いないと思う。少々値は張るけど…。

すぐ忘れてしまいそうな自分のためにとりあえず試してみた室内犬撮影でのメモを書いておこう。これがほとんどゼロからの一眼再出発である。

・フラッシュはなるべく避ける
これは好みの問題でもあるのだろうけど、フラッシュなしの方が背景の具合や影の出来かたが柔らかく、自然な立体感が出る。なので室内でも極力内蔵フラッシュでの撮影は避けてみる。逆に日中での逆光撮影とかでの出番の方が多そうだ。
ちゃんとした機器の人はフラッシュの光を間接的に当てて柔らかにするのだろうけど、基本装備のみでは選択肢は少ない。

・ISOは躊躇なく上げる
うちは少々暗めの照明ということもあり、室内撮影は手ブレ、動きブレとの戦いだ。
動かないもの相手なら三脚が有効だろうが、うちのメインターゲットは落ち着きのない犬達…。三脚なんて調整してる間にそれが気になってすぐ動いてしまう。こういう状況では暗い室内でも手持ち撮影は避けられない。
この条件で内蔵フラッシュを避けるとなるとISO感度を上げるしかない。D70だとISO200~1600だが、画像のざらつきなどに躊躇せず一気にISO800~1600まで上げてしまう。少々の画のざらつきよりやノイズよりとにかく手ブレや動きブレを少なくする方が得策だと思う。

・ピントは目
これは基本みたいだけどピントは目に。とはいえ、動きまくるとなかなか難しい。それだけにちゃんと合うと嬉しい。構図によってはAFをシングルにして合わせ易いフォーカスを選択しておくと便利。

・Aモード基本で勉強
大抵の撮影はカメラ任せのAUTOや各シーン別AUTO、またはPモード(マルチプログラムオート)で問題ないと思う。ただせっかく一眼を買ったのだからいろいろ遊んでみたい。そこで一番画が変わる要素である(という気がする)絞り値について感触を得るためにAモード(絞り優先オート)を基本にしてみる。
Aモードでは撮影者が絞り値を設定し、他の要素をカメラにお任せすることになる。…なんてもっともらしいこと言いつつ実は途中までサブダイアルの存在に気づかず、Aモードで絞り値設定できなかった俺…。初期不良?とか思ってたのが余計に恥かしい。てかマニュアル読めよ>俺
と、それはともかく、絞り値(f値)を変えることで画に起きる変化を試して楽しんでみる。基本的にはポートレイトのように背景をボカしたいなら絞り値は開放(fを小さい値へ)し、細部まできっちりシャープに撮りたいなら絞り込む(fを大きい値へ)する。ただし絞り込むに従って明るさは落ちていくのでその分シャッタースピードが遅くなってしまう。暗めの室内では結構テキメンに遅くなるが、まぁ、細部まで撮影する時は動かない物体が対象だろうと思うのでそういうのには三脚使えばそんなに影響はないかな。
とにかくf値の違いで同じ場所から同じものを撮影しても全く違う印象で写る。これからこの感覚を覚えこんでいきたい。
被写界深度(ピントの合う範囲)がうんたら、のちゃんとした要素や説明は他のページや本でちゃんと勉強しよかな。

・WBで遊ぶ、光源設定
ホワイトバランスの設定で色の印象ががらりと変わってしまう。設定としてD70では8種類から選べるが、室内撮影では照明との相性かオートだとちょっと青が強いことがあった。とりあえずストロボなしで全種類、ストロボありで全種類を試して自分の好みの写り方を確認しておくのが先決みたいだ。
室内でも「晴天」や「晴天日陰」などとした方が温かみのある色になったりする。逆にクールな感じを出すなら「電球」や「蛍光灯」を使うのもいいかもしれない。

・WBで遊ぶ、露出補正
光源設定の他にも露出補正で映る明るさを調整できる。基本的にはちょびっと明るく、または暗くしてみるのだろうがそれだけで終わるのはもったいない。
例えば室内撮影だと背景としてあまり美しくない雑然としたものが多かったりする。(うちだけ?) ソファーの上の犬を撮るにも犬の毛が散乱してたりするとちょっと「いやーん」な感じだろう。
そこであえて露出を過度に上げて「背景を白く飛ばしてごまかす」という使い方もある。露出補正で+0.7~1.7とかまでサクっと補正値を上げて白めのソファーなどにいる犬を撮影すると…うちの犬が黒いのもあって、背景は白に染まってホワイトアウト。これならゴミはわかりにくい上に被写体を浮かび上がらせるような効果もあって一石二鳥だ。ただし、やはりシャッター速度が犠牲になりがちなので室内ではそこが辛いところだ。

・オートブラケティングでお手軽に
露出を替えて遊ぶことを覚えると、それをさらに手軽に試してみたくなる。そんなときに便利なのがこのオートブラケティング撮影だ。これと連写モードを組み合わせれば、シャッター押しつづけで標準、露出低め、露出高めと一気に3枚を撮影したりが出来る。
1枚ずつ設定を替える必要がないので、撮影後に3枚を見比べて気に入ったものを残せばいい。上下させる露出の幅も選択可能なので柔軟かつお手軽に違う設定の画を撮影出来る。そして何枚余分に撮ってもタダ!これが一番大きい。(セコい…)

・広角っていいなぁ
レンズはレンズキットの18mm~70mmを購入。銀塩換算で27mm~105mmとなるが、今まで持っていたカメラのレンズが35mm~だったのでこの広角側の違いは結構大きい。
室内撮影でも部屋の中全体をいれようとすると部屋の隅で壁を背にしても入らないことが多かった。27mm程度あると結構楽になる。これなら風景写真にも違いが出そうだ。

とりあえずはこんなところか。もう忘れてることが多いような気がするなぁ。他にも仕上げ設定やノイズ除去設定、測光モードなんてなど効果を確認してないのも多いし。焦らずゆっくり進めていこうと思う。
ちょっと触っただけでも一眼はとにかく遊べる(設定できる)幅が広い。それだけ奥深くもあり、楽しみでもあり、難物そうでもあり…。がんばろ。



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