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2004.04.21

1:出発!いざスペインへ

スペイン旅行記第1弾である。

それは出発前日の夜のことである。早朝5時半には起きて準備、移動しなければならない。

俺「目覚ましかけた?」
同「かけたかけた」
俺「え、いつもの目覚まし一個だけ? 危ないんじゃない? 数時間しか寝れないんだから起きれないかもよ」
同「大丈夫大丈夫!、遊びのときのアタシは起きれるんよ」
俺「んー、一応俺の携帯アラームも5分後に鳴るようにしとくよ」
同「あっそ」

果たして翌朝、二人は携帯アラームで目が覚めた。あぶねー。目覚ましは鳴らなかったのか? おぼろげな記憶を辿ると鳴った直後にがちゃんと速攻で止めた同居人の姿が浮かぶ。いきなり寝坊で全てがパーになるところだった。
あそこで携帯アラーム仕掛けてなかったら…まったく根拠なき自信のこの女は危険である。スタートからこの状態。果たして今後どうなるのやら。

まずはタクシーで最寄駅まで。あたりはまだ暗い。
moyorieki.jpg

地下鉄で福岡空港へ、そして成田へ。乗り継ぎ時間には結構余裕があるのでのんびりしていたのだが、同居人の本屋での本選びが長い長過ぎ。そんなこんなのうちに「あ、あと40分で出発」とか言いはじめるし。あわててユーロへ両替し、軍資金を確保。搭乗口急ぐと…搭乗開始が40分後だったらしい。一転していきなり暇になる。今回はJALの便だ。乗り継ぎのためまずはパリのシャルルドゴール空港への12時間に及ぶ長い移動が始まる。

inairplane.JPG

国際線だと機内で各席にTVが見れたり、ゲームが出来るのが多い。今回のJALもそれはあったのだが、システムはいまいち。ゲームはアクション系なんてやれたもんじゃない。方向キー押しっぱなしだと反応しないってのはどういうことよ。結局トランプゲームなどのちまちまゲームメインとなる。俺はソリティアっぽいのにハマっていた。このへんは今まで乗った中ではシンガポール航空が良かったなぁ。
途中から隣で静かになった同居人。眠いのかと思うがどうも様子がヘンだ。もしかして…と聞いてみるとやはり頭痛のようだ。薬をもらって飲ませ、速やかな回復を祈りながら俺はひたすらソリティア。クリアしてにやり、と同居人に画面を見せるがそれどころじゃなさそうに「よかったね」とちら見して終了…。

ようやくシャルルドゴール空港へ到着。同居人の頭痛はやわらいできたらしいがまだボケボケ。乗り換えのためのターミナル移動はシャトルバスだが、構わず歩いていこうとする同居人。そんなに遠くないんだっけ、と事前学習してない俺はついていく。…途中で道消える。慌てて元へ戻り、バスを待つ。
来たバスへ乗り込む…と運転手さんと他の乗客がなにやら首を振っている。運転手さんから「おい、おめーらは3番のバスに乗れや」とのお言葉。あやうく乗るバスを間違える。ありがとう、運転手さん。
どうも同居人は頭痛でボケボケモードのようなので俺が主導に切替える。なんとか目的ターミナルへ到着し、乗り継ぎ先へのイベリア航空への搭乗手続き完了。たどり着くのが遅れたせいか席は前後分かれてしまった。
途中で犬と出会った時だけ元気になる同居人。それ以外は相変わらずボケボケだ。

俺「さて、搭乗口いくか」
同「(ふらふら~)」
俺「おーい、どこ行くん、そっち出口」
同「あれ~?」
俺「さっき説明聞いたやん、あっちが搭乗口」
同「そっかー(ふらふら~)」
俺「おーい、どこ行くん、ここでみんなセキュリティチェックで並んで待ってるんだってば」
同「あれ~? あ、犬!

こんな調子である。それでもなんとか飛行機に乗り込み、マドリッドに着いた頃には随分回復していたようだ。着いた時刻はもう20時を過ぎているのだがまるで夕方のような明るさだ。
あまり事前調査でも見かけなかったのだが、スペインは夜が遅い。21時でようやく日が暮れるのだ。レストランが20時や21時から営業となっているのが何故かよくわかった。夜が遅いということは夜にそれだけ長くあちこち行けるということでもある。これは嬉しい誤算だった。

空港で現地案内の人と合流。今日と明日の宿泊ホテルであるカールトンへ向かう。ホテルへ向かう車の中であれこれ話す。スペインの日没時刻や治安、先日の列車テロのことなど。あとスペインでは今クレヨンしんちゃんが人気らしい。
ホテルのチェックインは本来は俺らが自分でやるのだが、案内の方がついでにやってくれた。しかも交渉してジュニアスイートにランクアップ。ラッキー。案内の方には
「しばらく下にいるから部屋のトラブルあったら交渉してあげるから降りてきて」
と最後まで親切にして頂きました。ありがとうございました。

カールトンの部屋は空をイメージしたブルーの部屋。結構広くTVも2つ。何に使えばいいのかわからないがカウンターみたいなのまで付いている。

karlton1.JPG

移動の疲れと同居人の体調も万全じゃないので、早めに寝ることにする。同居人はさくっと寝たが、俺は眠気がくるまで現地のテレビを見ていた。
BBC WorldやCNNも見れるのだが、そこで流れるニュースは結構凄惨。特に出発前日に日本で見たまま気がかりだったイラクでの日本人3人人質事件のニュースはこちらでも取り上げられており、そこで見る映像は日本で見たものとちょっと違った。日本で見たのは目隠しされて銃を持った犯行グループが後ろに立っているものや、パスポートを開いて見せているものがほとんどだった。しかしここで見たのは首元にナイフをつきつけられる姿、銃をつきつけられ悲鳴をあげる女性などの姿だった。
一日経って新たな映像が出たのか、日本では故意に放映してないものなのかわからなかった。(実はいまだに知らない) 後者だとすれば何らかの情報規制ということになる。家族への配慮かとも思ったが、それを表向きの理由に実は自衛隊派遣への反対派を増やさないための配慮ではないのかと疑ってしまう。後で同じことが繰り返されないためにテロには屈しないという基本姿勢はわかるが、今回元々何しにいってるの?という部分が国内にもイラクにも浸透してるのか怪しいだけに微妙な気分だ。テロに屈する必要はないかもしれないがテロが起きる原因を無視していいわけではない。自他ともに「これだけ有意義に活躍している」と胸を張れるのであれば「卑劣なテロには屈しない」「テロ許すまじ」という流れになるのだろうが。その場合はそもそもこの事件自体起きてないか…。
話がそれてしまったが人質の無事を祈りつつ、明日のために就寝。

こうして長い一日目はほぼ移動だけで終了した。

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