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2004.08.20

電子の塵も積もれば…

つい先日書いた記事にトラックバックを頂いた戦略的撤退blog版さんの記事とそのコメントでblogという情報蓄積ツールからの情報の取りだしの切り口について話していて前にぼんやり思っていたことを整理したくなった。

blogの盛りあがりとともに調べものがあるとき、Google等の検索サイトで個人ブログサイトが上位に出て本来欲しい情報になかなかたどり着けない、なんて文句を見かけることが増えた。
なるほど確かに自分のページを省みても、ある名詞を元にひっかかってきた人に常に有用な情報を提供しているとは正直いえない。アクセス解析の検索ワードを見て、意図したキーワードとは全然関係ない話してるページにアクセスがあってちょっと申し訳ない気持ちになった経験がある人って結構多いんじゃないだろうか。

だからといって個人サイトのつぶやきを情報ゴミ扱いするのはあまりにもったいないと思う。見方さえ変えれば個人の漏らしたささいな情報、つぶやきでさえも価値があると思うのだ。
検索サイトのヒット率などはいずれ黙っていても検索サイト自身により洗練されていくだろう。現在でも代表的なブログサイトを検索対象外とする方法はあるだろうし。

そんな風に思ったのは、前に本棚の奥から古いマンガ本を引っ張り出してきて、そのマンガに挟まってる当時の広告チラシを見たからだ。
購入当時に読んでる時には邪魔なだけ。よくても読んでる途中で栞代わりに使う程度でしかないゴミ予備軍の広告チラシであるが、残したままだったのを何年もたってから見ると、ああ、このコミックスが出た当時には他にこんな本が出てて、こんなものが流行ってたのか、とか、恥かしいキャッチフレーズがついてたりしたのがわかって面白い。
コミックス本編が多少の時事ネタがあったとしても世間と独立した縦の時間軸にいるのに対しチラシはモロその発行タイミングに依存し、横のつながりを証明する。つまり時代的な資料価値が出てくるのだ。

検索サイトが進化(深化?)してもっと統計的な調査の糧となるようになれば個人のぼやきさえも有用な情報になりうる。WEB上に情報を公開している人という選別の括りはあるものの、普通の人の普通のつぶやきであるからこその統計的価値が出る可能性がある。
……ま、少なくともトリビア的な楽しみにくらいなるだろう(弱気)

例えば「サッカーで日本が惜敗した日、『あーあ』と呟いた個人サイトはどれくらいあったか」なんてのは意味なくても俺的には調べてみたい情報だ。
イベントやキャンペーンとその後数日のサイト反応の関連というのはイベントと株式への影響との相関にも似ている。うまくすればどういうタイプのイベントが反響が大きいかを調べる指針ともなりえるかもしれない。
最近のものでいえば俺もやってたサントリーの烏龍茶キャンペーンとかあったりするが、そのWEB上の反響を調べてみたいとする。時間軸として開催期間をさらに細かく分け、関連キーワードで検索すれば時系列で盛り上がっていく様子がわかるだろう。
さらに工夫してキーワードを選べばゲーム形式というのがウケたのかiPodという賞品がウケたのか切り分けることも出来るかもしれない。これら統計情報を保存しておけば次のキャンペーンでの参考値にもなる。
他にも「大事件が起きた日を指定して『さすがTV東京』で検索する」とかいろいろ応用は考えられる。(それ応用なのか?)


前の記事とちょっとカブるが、blogという形態での情報が増えることはそのシステム的特長からWEB上に公開されるファイルにこれまでにない統一された特徴が出ることになる。

・複数ページにまたがっての個人を括りやすい
・基本が1記事1ファイル形態なので無関係キーワード混合が少ない
 (これはカテゴリ一覧とかまで含めちゃうとダメですが…)
・リンク、トラックバックにより個人同士の繋がりが把握しやすい
・システム的に日付を意識しているので記事が時系列上に載せやすい

このような特徴をうまく拾い上げることができれば単純なキーワード検索とは別観点の検索システムになりそうだ。

やろうと思えばシステムなんて限られた人数でいくらでも改善出来る。
しかし大量かつユニークな情報発信はそれぞれの人にしか出来ない。ならば物理的に許される限りの容量をもってそれは受け入れておくべきだ。
周りの誰にもわかってもらえないような考えや悩みを幾億の中のたった一つの個人ページのただ一言のつぶやきに巡りあうことで共感したり乗越えられることがあるかもしれない。
人生を変えた本があるように人生を変えた個人のボヤキだってあり得るかもしれないではないか。そんな一風変わったロマンを感じたりするのだ。

逆に全てのキャッシュからも抹消したい過去ページって需要もありそうだよなぁ……とそれは話がそれるのでここまで。

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