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2004.10.22

小春と弥七『空も飛べるはず』

小春と弥七は今日もいい子におるすばん。
さて、今日は何を話していることやら…。

koharucanfly.jpg

小「こないだは風凄かったわねぇ」
弥「外がビュービューいってたよね。ちょっと怖かった」
小「あれ、台風っていうんだって」
弥「えー、ウソだー。あれは雨と風だよ。ちゃんと教えてもらったもん」
小「いや、それはそれで合ってるんだけどね……」
弥「ボク賢いっ!」
小「そうそう、お父さんに聞いたんだけど、あたしたちのご先祖様ってこんな風の強い日には空を飛べたんだって」
弥「……え?」
小「もちろん、みんながみんなじゃないわよ。年に一人くらいだけ飛べる耳――「飛行耳」っていうんだけど――を持った子が生まれて、みんなから崇められてたのよ。飛行耳を持った子は風の谷っていう集落に集まって自由に空を駆け巡って、それはもうみんなの生活になくてはならない存在だったんだって」
弥「あの……おねーちゃん?」
小「飛行耳を持った犬は元々は空のお城に住んでる種族で、ある時悪い犬から逃げるために下の世界に降りてきたらしいわ。下の世界の男の子と一生懸命頑張って冒険を通して、悪いことに使われそうだった空のお城を壊しちゃったの」
弥「あの、それって……」
小「その二人はめでたく結婚して、子供が産まれて……。あたしはそのお姫様の血を引いてるんだって。だからあたしのお耳は長いのよ。ふふん」
弥「おねーちゃん、悪いけどそれ絶対ダマされてるよ。なんだか聞いたようなのがいろいろ混じってるし」
小「まだあたしは幼い微熱が下げられないから飛ぶのはムリだけど、『キセキ』が胸にあふれたらきっと飛べるんだって。よくわかんないけど」
弥「全然聞いてないし……。それで、どうやったら飛べるの?」
小「風に向かってお耳をせいいっぱい広げて『あい、きゃん、ふらい!』って呪文を唱えるんだって!(うっとり)」
弥「……とーちゃん、よくも純真なねーちゃんを。寝てる時またソファからミゾオチにダイブしちゃるっ」

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ダイブされるとき、弥七の目はえらくキラキラ(ギラギラ?)してる気がする。あれは俺の気のせいだろうか。

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