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2005.01.17

サエコ・マイ・ラブ

saecomagic

念願のSaecoがうちにやってきた。

今回導入したのはSaecoのMagic Cappuccinoというエスプレッソメーカーだ。前から悩んでて、安くなってたのでついに購入。楽天の策略にまんまとしてやられた感じではあるけど……。
このあたりの経緯は同居人ページの方にあるのでそちらを参照のコト。

そのマジックカプチーノが先日到着。それからの毎日はSaeco経験値を上げるために試行錯誤しながら淹れている。
同機種の購入を検討されてる方もいるかもしれないので自己メモも兼ねて今回の機種の特徴と現時点での使用インプレッションを。
先に断っておくと俺も同居人もまったくの素人な上にそんなにいい舌してませんのでマニアックな細かい味の違いとかは全然わかりません。素人レベルの多分に気分要素(自己暗示?)も含めたインプレッションですのでご承知おきを。

※ちょびっと追記※
エントリUPした後でエスプレッソの扉というページを発見しました。凄い情報量で疑問への回答やノウハウがそれこそエスプレッソ状態で詰まっています。管理人さんのエスプレッソへの熱意も感動モノ! エスプレッソメーカー購入を考えている方は是非覗いてみてください。俺もここで勉強します。
特に淹れ方のノウハウのページはまさに今俺的に参考になりそうです。ミルクフォームのコツはありがたい! ここで勉強すると以下の俺の文章で間違ってるところとかたくさんありそうですが……徐々に修正します。


◆エスプレッソメーカーって?

先に簡単にエスプレッソメーカーが何モノかっていうとその名の通り、エスプレッソコーヒーを作ってくれるものだ。エスプレッソが普通の紙フィルターにお湯を通して淹れるドリップコーヒーと違うところは抽出における圧力の差だと思う。(たぶん。ちゃんとした定義知らず)
ドリップコーヒーがお湯をコーヒーの粉に単純に垂らして通すのに比べてエスプレッソではお湯に高い気圧を加えてコーヒーの粉から短時間に溶け出させるようなイメージ。その分、お湯を通すだけのドリップより非常に濃厚なコーヒー成分が抽出される。

この濃いコーヒーをそのまま飲むもよし、ミルクを加えてカフェラテとしてもいいし、ミルクをよーく泡立ててカプチーノ風にするのもいい。
うちでは以前からカプチーノ風にすることが多い。口当たりもまろやかになるので、コーヒーあまり好きじゃないという人も一度飲んでみると意外とすんなりいけるかもしれない。より正確には同居人はカプチーノ、俺はそれを少し濃くさせたような感じで作っている。カフェコルタードのカプチーノ風?(適当) そんな風に自分の好きなように調整出来るのも自宅カフェのいいところだ。

エスプレッソメーカーにはいくつか種類があるようでうちも前はポット型のを直火にかけるタイプのものを使っていた。今回のマジックカプチーノはポンプ式と言われるもので、大きな違いはその抽出にかかる圧力差だ。
直火式が2気圧程度なのに対し、ポンプ式ではエスプレッソ抽出に最適な9気圧程度をかけることが出来る……らしい。(←今ググって調べた)

◆マジックカプチーノの主な機能

今回導入したMagic Cappuccinoの機能は以下の通り。
●ポンプ式。15気圧の加圧が可能
●コーヒーポッドと粉両方を使用可能。
ポッドとはあらかじめ1杯分のコーヒーの粉をパック包装してあるもの。普通の粉をフィルターに詰めるかわりにスペーサーとポッドを置けば準備完了となり、また後片付けもポッドを取るだけで済むので楽チン。
●ミルクを温めたり、また泡立てるためのミルクフォーマ機能
泡立てにはカプチナトーレとパナレロの2つのアタッチメントが付属。パナレロはその先端からスチームを出すことで、カップにいれたミルクに突っ込んで蒸気により温めと泡立てを行う。
カプチナトーレはそれを更に簡単に出来るようにしたものでパイプをミルク等に差し込んでしまえばそこから勝手にミルクを吸出して、泡立ったものをすぐカップに注ぐことが出来る。
●ボディ上部にカップを暖めておくためのカップウォーマあり
●水タンクは2リットルOK
 
大体こんなところかな。


◆初期作業

まず簡単に説明書に従って初期作業を行う。といっても空気抜きなどを説明書にある通りにやるだけ。内容も水をタンクに汲んでスイッチ入れてノブ回して……程度なのですぐ終わるし、特に難しいことはないので心配無用。

◆一杯目の出来は?

さっそく説明書を見ながら最初の一杯を淹れてみることにする。正確には2カップ分同時に抽出できるので最初の2杯か。
本体にコーヒー豆とポッドもいくつか付属していたが、手持ちのコーヒー豆がたくさんあるので、それをミルでちょっと細かめに挽いてフィルターに入れ、計量カップの底で軽く叩いて詰める。そしてこのフィルターポットのついたノブを本体にねじ込むのだが、何故だかむちゃくちゃ堅い。説明書だとノブが中央付近まで回ってくることになってるのだが、そのちょい手前までがやっとだった。
最初はやっぱ堅いんかなぁ、徐々に回りやすくなるんかなぁと思っていたのだが、これがとんだ勘違い。ノブを回す堅さは「詰め込んだコーヒー豆の量」次第なのだ。つまり俺らはこの謎が解けるまで激しく詰め込みすぎだったのだ。ちゃんと計量カップもついててそれに2杯でちょうどいいのだけどミルに残ったのも全部もったいないから注ぎ込んでいたのだ。それが間違いだった。実際、フィルターは蒸気を通したコーヒーがすこし膨らむ余裕があるくらいがいいとのこと。

さて、粉を詰めてノブにセットしたらメインスイッチを入れてランプ点灯を待つ。結構すぐに準備完了するのでドリップスイッチをオン! ババババというポンプ音の後、すぐに抽出が始まる。速いなぁ。
直火式でやってた時は抽出まで5分近くかかったのだが、これだとメインスイッチオンから1分もしないうちに抽出完了だ。抽出されるエスプレッソコーヒーにはきめ細かな泡が。クレマというらしい。ミルクフォームを作るまえにストレートで味見。うん、なかなかうまい。

◆問題はミルクフォーム

さて、コーヒー抽出まで終わったら次はミルクフォームだ。この機種だとミルクフォームは2通りの作り方があるみたいで、ひとつはカプチナトーレというのをつけ、パイプで牛乳パックなどから直接吸出し、自動でそのままカップに注げるように泡立ててくれるもの。
もう一つはパナレロというのをつけてスチームを発生させ、カップに注いだミルクにパナレロ先端を差し込んで蒸気により温める&必要に応じて泡立てる、という感じだ。

最初の一杯はカプチナトーレで作ってみた。やり方は簡単。パイプを牛乳パックに入れておきスチームスイッチを入れてノブを回すだけだ。ほーら簡単…なのだが、ちょっと失敗。
スチームスイッチを入れてノブを回すとミルクが出るまで先にしばらくお湯が出たりするのだが、それがカップに入らないようにまずは他のカップなりドリップトレイなりに放出しておかないとうまくいかない。初回なのでそれに気づかずにお湯までカップに入ってしまったためちょっとコーヒーが薄まった状態になってしまった。軽く薄まったコーヒーでほろ苦い1杯目デビュー。とはいえば、わいわい言いながら楽しく飲ませてもらったけど。

◆後片付け

さて、飲み終えたら今度は片付け。これだけの機械なので、片付けやメンテは面倒なのかなぁと思っていたのだが、予想外に簡単だった。はっきりいってそれまでの直火ポット式の方がよっぽど面倒で洗い物も多い。
この機種での片付けはコーヒーの詰まったフィルターを取り外して洗うことと、ミルクフォームに使ったパナレロやカプチナトーレにノブを回してお湯を通し、後はパナレロの時に先端部を取り外して洗うだけ。時々ドリップトレイに水やぽたぽた落ちたコーヒーが溜まってるようならかるく流して水洗いすればいい。
作るのも片付けるのも前より手早くそして楽になってしまった。なので最近は2杯目まで作ることも多い。

◆インプレッション

んではこの機種について思いつくままにインプレッションを。

【エスプレッソの味は?】
うまいです。少なくとも俺らの舌でわかる範囲では。好みの問題もあるので、的確にどうこういうのは難しいのですが……。

ただ明確に言える注意点もあって、味は豆の種類や挽き方とかいろんな要素で変動するけども、その中で一番わかりやすく出るのが抽出時間じゃないかと。
特に濃いめコーヒーが好きな人ならコーヒー豆ごとに抽出時間(抽出量)の試行錯誤は必須じゃないだろうか。味がなんとなく物足りない、フィーリングが合わないと思ったらまずは抽出時間を変えてみる。この機種ではドリップスイッチをONにしてる間が抽出時間なのでそのタイミング次第で加減はいくらでも変更できる。
俺的には気持ち短め(少なめ)にした方が美味しいかな、という感じ。自分の好きな濃さというのは人それぞれだと思うんで、コレ!ってのに辿りつくまで変えてみるのがいいかも。
あとは豆の種類や量を変えたり、豆の挽き方をもっと細かくしてみるなども調整のしどころ。コーヒー好きならこうやって好きな味に辿りつくまでの試行錯誤もまた楽しいはず。

【同時抽出】
この機種では一度にカップ2杯に同時に注げるようになっている。単に抽出口が2つに分かれてるだけなのだが、ほぼ毎日常に二人で飲むうちの使い方ではこれは細かいことだけどありがたい。2つの抽出口はすぐ近くに並んでるのでもちろん1杯に倍速で注ぐことも可能だ。

【カプチナトーレとパナレロ】
2通りのミルクフォームの作り方があることを書いた。どちらがいいかということになると、今の時点では
・手早く簡単に入れるときはカプチナトーレ
・使い方に慣れて自分なりの泡加減を調整したいなら断然パナレロ
だと思う。
パナレロは使い方がわかればわかるほど面白い。単純にミルクに蒸気噴出しノズルをつっこむだけでは大雑把な泡が出来るだけだ。まだまだコツがつかめたというレベルまでいってないが、一度、パナレロで偶然だろうけどすばらしくいい感じに泡だってくれたことがあった。きめ細かな泡立ちと適度なミルク温度。飲んでみるとまずそのミルクのふわりとした口あたりがまろやか。泡立ちは最後まで消えてしまうことはなく、コーヒー自体の保温にも役立っている感じで冷めにくい。飲み終わってなおカップにきめ細かなまま泡が残っていた。
でもこの後は比較的失敗続きなのだけど……。うーん。

パナレロのファーストトライはひどかったなぁ。その時は同居人がトライしてみたようなのだが、出来るのを待っているとキッチンから聞こえてくるのは
しゅごー!しゅごーーーー!
という凄い蒸気音。
あの激しくスチーム漏れてますが。それとも蒸気機関車か銀河鉄道999でも通ってますか?という感じだった。
これはパナレロの装着が間違っていたため。ちゃんと最後まで押し込んで手前に回すときっちりハマるようになってるのだが、単純に途中まで押し込んだだけになっていたので蒸気が漏れまくっていたのだ。結局全然泡立たなかったので急遽?カフェラテとして飲んだ。

パナレロを使うコツは泡立てた時に溢れないようにミルクの量に比べて大きめのカップに注いでおくことと、ノズルの先に横についてる蒸気噴出し口をミルク液面の浅めのところでキープすることのようだ。(説明書にそんな感じに書いてある) だが泡立ってくるとそのままの位置じゃ浅くなりすぎて荒い泡になってしまったり、跳ねたりするので徐々に潜らせるくらいの気持ちでやる方がうまくいくみたいだ。またカップは計量カップなど金属製の方がスチームで温かくなったかどうか確認しやすいのでオススメ。

【カップウォーマ】
機能で書いたようにボディの上部にはカップを温めるためのカップウォーマがついている。ついているのだけど、最初の一杯のところで書いたように作る準備にも時間かからないし抽出されるまでも速いのだ。なので、ウォーマが温かくなる前に既にコーヒーが出来てしまうことが多い。
作り始めるちょっと前に先にメインスイッチだけ押してカップを温めておけばいいのだけどわざわざそれだけのために待ってるってのもなぁ。飲みたいと思ったらすぐ飲みたい性質だ。でもカップが冷たい状態だと特に少量のエスプレッソはすぐ冷めてしまうので、カップは温めておいた方が美味しいのは間違いない。
ん、もしかしたらウォーマよりもお湯だし機能を使ってカップにお湯を通した方が素早くあったまったりして……。まぁそれでもミルクが出来るまでにカップに注いだコーヒーが冷めないようにという意味のおき場所ではウォーマーは活躍する。ミルクフォーム作る間のカップ置き場としても便利だし。

◆総合評価

うちでは大満足。手早く簡単に充分に美味しいものが出来るという点はもちろん、毎日のメンテが楽なのが嬉しい。すぐに2杯目にいけるので、もう1杯飲みたいなぁ、ってときに便利。(特に後片付けは俺がやることが多いんで……)

まだ経験値向上中というのは差し置いても、先日、同居人がぷち二日酔いで寝てた時に2杯分のコーヒー豆で自分1人だけ用に淹れた最初の1杯、通称「一番絞り」は最高の出来だった。ミルクフォームもパナレロでこれまたたまたま大成功した時で、今のところこの時の一杯が最高の出来。
ええ、もちろん寝てる同居人をわざわざ起こしてまで飲ませるなんて無粋な真似はせずにゆっくり一人で楽しみましたとも。その後同居人はワンコに責め(顔を舐め続け)に耐えかねてむっくり起きてきたので「でがらし2号」をあげました。優しいよな、俺。味はさっきと全然別物になってたけどね。

エスプレッソは濃いままのストレートに砂糖を入れてという飲み方も伝統的らしい。やったことないのでこれもそのうち試してみよう。
まだ豆も1種類でしか試していないのでもっと深煎りのやつとかロースト系のやつとかだとどうだろう、とか楽しみは多そう。うちに飲みに来た人は当分の間は出来に当たり外れがあると思うので覚悟しておいてくださいまし。


……と、こんなこと書いてる今は出張中のため飲めるコーヒーは自販機のインスタントコーヒーしかない状態の俺。はよ帰ってうまいコーヒー飲みてー。

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Comments

はぁ〜。なるほど。何となく違いがわかってきました。「えすぷれっそ」とやらも定義がわかりました。そういえばマシーンがそういう仕組みになってるな〜。
メンテ、いつもやってますよ。こっちのは商用なので面倒ですけどね。
今度、味比べをやってみたいと思います。味のわかる大人への第一歩。

>>noysさん
正確な定義やら知識は頭の方で紹介してる「エスプレッソの扉」の方を見てちょーだいな(^^;
まだちらりとしか見れてないけど、かなーり奥が深い世界みたいだ。
業務用は自動部分が多いのもあって逆にマシンメンテは大変そうやねぇ。エスプレッソにハマる人は意外と前はコーヒーは飲んでなかったってことが多いみたいだし、気がつけばハマってるかもよ(^^)

相変わらずなんにつけてもマニアックやなあ>>mits

いや、さえこ、ってーのがうちの母の名なんで気になって来てみただけなのだが(笑)。

俺は基本的には紅茶党。だけどコーヒーも挽いて飲む、でモカが好きなりよん。

>>ぷる美エール師匠
マニアの塊魂みたいな師匠様から見れば俺のこだわりなんて日本海溝に浮かぶビニール袋みたいなもんです。自分で書いてて意味わかりませんが。

Saecoは「サエーコ」って表記してる人も多いので、その方が元の発音に近いのかも。なので、今日からお母様をイタリアンに「サエーコ」と呼んであげてください(何故?)

紅茶党といえばヤン・ウェンリー。紅茶道も奥が深そうなんですよね。コーヒーもその場で挽いて飲むかどうかで味も口あたりも微妙に違ったりするんで、好き・嫌いはそのへんをやってから飲んでたかどうか次第で大きく変わるのかも。モノによってはほんとに泥水みたいな感じだし。俺は単純にほぼ毎日コーヒーを飲む家族の中で育ったんで疑問もなくコーヒー飲んでました(^^;

そういえば師匠はブログやんないですか? ニフティのアカウント残ってたらこのココログも無料っすよー。他の無料サービスも一杯ありますが。

自宅PCが故障中なので休日出勤中に会社より(笑)

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