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2007.01.30

俺の少女まんが道

漫画系WEBサイト界隈では最近「乙男」(菅野文)があちこちで話題になっている。出張中につきまだ読んでないのだが、オトメン、少女漫画好きの男子の話らしい。

それに触発されてか、ふと自分の少女マンガ遍歴を思い返してみた。

姉がいたこともあって、あまり抵抗なく結構な量の少女漫画を読んできた。特に一番歳の近かった姉は最低にも「借りたらそのまま」系だったのか人から借りたのであろう漫画本が部屋にいつまでも転がっていたような気がする。
でも思い返すとあったのは「スケバン刑事」「超少女あすか」(和田慎二)やら「エリート狂想曲」(弓月光)とかある意味偏ってたような……。単に俺がそのへんだけ好きで他のを覚えてないだけかも。

俺の基本はコロコロ⇒ジャンプ⇒スピリッツ世代でちゃんと毎号買っていたからマンガベースは少年誌系なのだが、中学の頃だったかに一時期姉が買っていた「Lala」(と時々「花とゆめ」)を読んだあたりからボーダーが崩れ始める。
あれは成田美名子の「CIPHER」が始まる頃だったろうか。ほぼ毎号読んでたのでその頃の作品は覚えている。個人的には短期ながら吉田秋生の「櫻の園」がえらく気に入ったような。事実今でも一番好きなランクに入る作品だ。
当時のLala作品で他に記憶にあるものは「シニカルヒステリーアワー」「ルイ君に乾杯」「朱鷺色三角&パッションパレード」などなど……と作品名思い出しついでにググってみたら「糸納豆ホームページ」さんのコンテンツに月刊LaLaインデックスなるすばらしいリンクを発見。ありがたい。そうそう、俺が読んでたのは大体この頃だ。

このへんから雑誌別でなく作家別に読む読まないのジャッジがされるようになっていった。とともに徐々に雑誌ベースからコミックスベースに切り替わっていく。上記リンクで振り返るとやっぱり作者の広がり起点は白泉社系なのだとわかる。
その後、実家から出て雑誌読めなくなると気になる作者については自分でチェックを入れることになる。吉田秋生、大島弓子、わかつきめぐみ、樹なつみあたりは今に至ってもフォローしてたりする。息が長いなぁ。吉田秋生は「BANANA FISH」でハマってすぐコミックス揃えてたけど。

もちろん、それだけにとどまるはずもなく、ジャケ買いも含めてフォロー作者はどんどん増えていくことになる。そして極めつけがメーリングリスト。実家を出た頃……当時まだインターネットが大学や一部企業だけの存在で、NetNews上では某氏達が日々絶え間ない舌戦(?)を繰り広げてたりした頃だ。当時メジャーな趣味のコミュニケーションの手段のひとつはMLだった。
とある漫画系のMLに入った俺は躊躇なく先達に情報を求めた。それほど活発なMLではなかったがそれでも山のように作品名が挙げられていく。特に古めの名作達がぞろぞろと。
そもそも書店で不遇な扱いをされ易い少女漫画たち、当然店頭に残ってるわけもなく、日々古本屋をめぐっては制覇していく……。悲しくも嬉しいことに古本屋でも大抵不遇の扱いで1冊100円以下で叩き売られていることが多く助かった。

ちなみにどんなオススメがあったかを覚えている範囲でいうと

「花ぶらんこゆれて…」(太刀掛秀子)
「セッチシリーズ」(沖倉利津子)
「陽の末裔」(市川ジュン)
「前略ミルクハウス」(川原由美子)
「はみだしっ子」(三原順)
「ライジング!」(藤田和子)
「デザイナー」他、一条ゆかり全般
「森子物語」他、岩館真理子全般
「花岡ちゃんの夏休み」他、清原なつの全般
「お父さんは心配性」他、岡田あーみん全般
「フランス窓便り」他、田渕由美子全般
「こんぺい荘のフランソワ」他、陸奥A子全般
「妖精国の騎士」他、中山星香全般

……正直にいうと途中からごっそりググりました。あえて古めのものを選んでみた。もちろんMLでは古今の作品を知ったのだが「こんな昔にこんな作品が」というインパクトはやはり大きかった。当時所有のコミックリストがすでにないのが惜しいな。

この頃の古本屋往復の日々は正直楽しかった。当然だ、毎日のように名作が読めるのだ。そりゃたまらんって。たしか竹本泉もこのへんから。当時はまだマニア誌の進出が少なかったので少女漫画家の扱いだった。竹本泉のMLでは「あんみつ姫」など所持済みレア本を見つけてはMLのメンバ同士で実費で分け合ったのも懐かしい思い出だ。
内田善美もここで聞いてなければ存在さえ知らなかっただろう。自分的ランクトップクラスの「草迷宮・草空間」他珠玉の作品を読んでなかったとしたら大損失だったろう。坂田靖子は作品数が多すぎて財布的にも泣いた。個人的には「天花粉」「珍見異聞」とかの和風なものや「マーガレットとご主人の底抜け珍道中」とか好きだ。

そして何より萩尾望都の作品群の衝撃
俺が全然知らない間に世には「こんな作品が世に出ていたのか」という衝撃だ。SFな話が好きだったのもあってずぶずぶとハマっていった。
夢枕獏氏が少女漫画について書いたエッセイか何かでこれだけの文化を知らなかったことに恐怖した、みたいなことを書いてた気がする(記憶自信なし)が、まさにそれである。少年誌系で得られないエッセンスが、物語が確実にそこにはあった。
今では雑誌掲載内容もかなりジャンルがオーバーラップしているのでこれほど極端なことはないのだろうけど、少年誌培養で育った者には刺激的な世界だったのだ。この時期に消費するように一気に読んで一気に忘れてしまってるのも多い気がする。もったいない。リアルタイムで雑誌で毎回待ってた人はキャラ名までいつまでも覚えてたりするもんなぁ。

もちろんこの時期読んで気に入った作者はフォローリストに入るわけで毎月の購入コミック数はがんがんと増えていく。これに当然少女漫画系以外も加わり、さらにパソコン通信での新ネタも入って購入冊数は泥沼化していく……。

今ではかなり絞って買うようになってしまったが、それでも時折対象範囲を広げては絞り込みを繰り返してまんが(読み)道は続く。最近は自分で発掘するというよりマンガ系WEBサイト/ニュースサイトさんたちに頼りっぱなし。ホントありがたい存在です。
何かの縁があれば皆様、古いのも新しいのもひっくるめてぜひこっちの世界にも飛び込んで頂きたい。

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