カンレン

アシアト

トリダメ

  • Zorg

Recent Trackbacks

無料ブログはココログ

« October 2008 | Main | December 2010 »

October 2009

2009.10.31

小春と弥七(と花)『先輩のプライド』

Koya_hana1

弥「姉さん、限界です
小「高嶋ライクな顔してどうしたのよ。あたしが沢口靖子似ってこと?」
弥「意味わかんないです」
小「むしろスルーして。で、なによ」
弥「あいつだよ、あいつ。ジャイ子!
小「ジャイ子?」
弥「新入りで入ってきて寝てるだけかと思ってたらあっという間にデカくなって襲ってくるようになったあいつだよっ」
小「……ああ、花坊のことね」
弥「ボクの鼻つかまえてちぎろうとした時、あの時のあいつの嬉しそうなニヤリ顔、きっと一生忘れられない。今でも夢に見るよ」
小「あんたが時々寝ながら誰かに吠えてるのってそれかい。花坊、リアルミッキーの鼻もごうとしたくらいの鼻ハンター花らしいからねぇ」

Mickeynose
(参考画像)

弥「ねえちゃんは平気なのかよ。このまま耐え続けるの?」
小「だってねぇ、変わらずゴハンはちゃんと出るし。第一あいつ来てからお母さんずっと家にいるようになったじゃない」
弥「う、それは確かにそうだけど……」
小「以前に比べたら毛のむしられ率も下がってきたからまだいい方よ」
弥「このまま無抵抗でいろっていうの?」
小「違うわ。あたしはただ非暴力・非服従を貫きたいだけ」
弥(ガガガ、ガンジー!?)
小「危ない時は逃げて、後は好きにやらせればいいのよ。いずれ飽きるわ」
弥(ねえちゃん、なんて穏やかな目を)
小「ただし……」
弥(!! ねえちゃんの目の奥にイライザ的な鈍い光がっ)
小「この家のアイドルの座は渡さないっ!」
弥「……はぁ」
小「ちょっとちやほやされすぎ感はあるのよね。あの程度の耳で!」
弥「……んと、はい」
小「お母さんはともかく、お父さんまでメロメロなのが気に食わないわね」
弥「お父さん…………ああ、あの時々泊まりに来る人だっけ」
小「花坊も同じこと言ってたっけ。不憫なお父さん」
弥「それにあの人も最近泊まりに来たときよく『寧々さん寧々さん』とかつぶやいてたよ」
小「また新しい女!? キーッ」
弥「よくわかんないけど、能面みたいな顔して神妙にタッチペンスライドさせながら時々ニヤケててちょっと怖かった」
小「タッチペン?」
弥「なんかわかんないけど紳士になるんだって」
小「ま、まぁ新しいものがちやほやされやすいのは世の常。最後は時間が解決してくれるのはわかってるんだけどね。オーッホホホホホホホホホホホ
弥(まぁ、ホントのアイドルはボクだと思うけどね)
小「そんなわけであの子はあくまで新入り、あたし達が先輩なのは変わらないんだから服従せずに毅然とね」
弥「わかったよ、頑張る」
小「さて、そろそろお母さん達ゴハンみたいよ」
弥「ボクもうちょっと寝とこうかな」
小「あたしはスタンバイ入らなきゃ」
弥「?」
  :
小「ああっ、花さま! そのパンくず、是非わたくしめに落としてくださ~~~い!
弥「って、こぼれ落ちに全面服従してるやないか!!」


小春と弥七シリーズ、本人もびっくりの5年ぶり更新。
そしてこれ書くときはほぼ決まって長期出張である罠。


« October 2008 | Main | December 2010 »