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映画・テレビ

2004.09.14

その後のアギト計画

その後シリーズというわけでもないのだが、前に記事書いてから既に半年近く。えらく時間をかけてつい先日ようやくアギト全話を制覇した。

簡単に感想を……今更だとは思うが一応かなりのネタバレなので万一今後見る予定がある人はスキップして頂きたい。

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結論からいうと、つまりこれは「壮大なる子離れ」の物語だったということか。
趣味(?)で人類を創生した謎の青年とそれにチャチャ入れたもう一人(というか一柱になんのかね?)。いわゆる「光と闇」のようなオーソドックスな2極の闘い。
光の者(仮)は喧嘩の末、やられる前の最後っ屁のようにひとつの嫌がらせをした。それはライバル研究者の実験室に乱入し、大事な実験サンプルに謎の子袋を投げつけていったようなもの。この謎の子袋による「オラオラ進化力」を「非行の悪い芽」と思った闇の者(仮)さん、ちびちび気長にその芽を摘み取っていた。その甲斐もなく「オラオラ力」と元々持ってた潜在力でいつのまにか思ってたより力を持って反抗期中の子供(人類)に愛想をつかしたオヤっさんは勘当を考えるが、最後には
「こいつらはこいつらで良くも悪くも自分らの道を歩み始めているんだからしゃあない。お父さんもう知らんからね、自分で責任持って生きなさい」
と過保護な親が子供の反抗期を経て子離れする、というのが筋。(ホントかよ) この観点でいくと「やれば出来る子や」な光の者(仮)と「うちの子に限って」と過保護の闇の者(仮)との夫婦喧嘩ってことになる。

茶化してる風ですけど、いや、ホント面白かったです。ツッコミ所も沢山ありますが、謎解き要素だけでなく、サブキャラクターの位置付け、アギトという存在に対してのバックグラウンドの反応など、いろんな要素をぶちこんで見た、という様々なチャレンジ精神が感じられます。

一番ツッコミたくなったのは人類再創生のために誕生星座ごとにちまちま消していく気だったえらく気の長い人類創世主かなぁ。
「いや、遥か遠い星を超光速移動させる方が大変ですからっ!」
ドラゴンボールで気軽に何度も月を吹き飛ばしていたのをちょっと思い出しました。
あとアギトパワーの最終表現が変身なんですが、実生活上、その前の超能力で終わっていた方が何かと便利そうな気がします。

ちょっとコテコテ感もあるのだが、アギトの観方の一つはあちこち散りばめられた笑い要素を楽しむことでもあるだろう。
記憶喪失が回復し、本名がわかってもアピールもむなしく最後まで周りから本名で呼ばれることのない主人公。記憶取り戻しても結局趣味は家庭菜園。恒例のラーメン屋台でのナルト占い。不器用ネタをひっぱる氷川。いかにもな人間サイドキャラクターをいかにもに演じてくれた北条。

笑い所に含めると可哀相なのだが、個人的にお気に入りなのが最後まで運のないギルス。
前半は基本的にいつも死にかけだった上に珍しくラブ要素ありのキャラクターが現れると相手はまっさきに死ぬ。かの人からの扱いもなんだか「アギトなりそこない」みたいな……。
そりゃ「ウォーー」と吠えて触手ぬらぬら出したくもなるだろう。
そんな彼が最後に見つけた伴侶は子犬です。君に幸あれ。犬は可愛いよ!

あえてそれぞれのライダーに人間要素の役割をつけるとしたら
・適応力(アギト)
・感情(ギルス)
・集積と勇気(G3)
・危うい知性(黒い奴)
とかになるんでしょうか。無難すぎかな。いえ別に「努力」「友情」「勝利」のジャンプ要素でもいいんですけどね。

最後はそれぞれの道を歩いていく、アギトの力を包括していくキャパを人類が持っていることをを信じて……という終わり方。とりあえずのハッピーエンド。
もしこれが「七瀬ふたたび…」のような展開やマンガ版デビルマン的終わり方だったら救いなさ過ぎです。例えその方がリアリティがあるとしても。

もう最初の方の話で思い出せないところも多いのだけど「あれはなんだったんだろ?」なものも多い。
例えば闇の者(仮)って最初は発掘された謎のオーパーツから赤ん坊姿で出てきてたような……光の者(仮)との闘いには勝利してたはずなのに一体誰が封印したんだ? 最後の戦闘で疲れたから目覚ましかけて寝てたつもりが計画外に起こされちゃっただけなんかな。あのパズルを解けるレベルになったら人類チェックする時期だったってだけなのか。


てなわけで以上、アギトプロジェクト完了報告でした。>某先輩

……と、報告した途端に次は555制覇の指令が! 受けてたちましょうとも!

2004.03.07

アギト、誰がために

俺が新入社員だった頃トレーナーをしてもらった先輩からある日一つの指令が下された。

「仮面ライダーアギト全話を制覇すべし」

10年経とうと師は師である。指令に従い、ある時は深夜に、またある時は風邪で寝込みながら現在ちびちびと見つづけている。師匠も子供に付き合って見ててハマったとのことだが、これがまた子供向けなんてとんでもない、込み入ったストーリー展開なのである。

基本展開は事件が置き、最後には仮面ライダーが謎の敵(つまりは怪人)である『アンノウン』を倒していくということになる。これだけだと昔見ていたライダーのパターンなのだが、バックグラウンドはかなり異なる。
全話のうちまだ半分も制覇してないのだが、出だしからして『オーパーツ』(時代背景にそぐわない造物。モアイ像とかナスカの地上絵等が有名所。ムー読者とかなら基本知識?)なんてアッチ系専門用語がたいした説明もなし(たぶん)に普通に使われていたり、いきなり起きるのは『変死事件』だ。
登場人物も3人(3体)のライダーが現れ、それぞれ目的もいる場所も組織も違う。さまざまな思惑やすれ違いの中、ときには敵同志ともなる。家庭菜園を趣味とする記憶喪失なライダーもいるかと思えば、別の一人なんか大抵いつも瀕死だし…。
警察の中にも人間関係がうずまき、ストーリーは過去のいろんな事件を含め、複数のストーリーが交錯する。伏線もあちこちに張られまくり…。
以前から平成ライダーシリーズについて噂に聞いてはいたが、あの、これ対象年齢一体どこなんでしょう?という感じだ。

とはいえ、その裏ではちゃんとオモチャ売るためのグッズがしっかりあれこれ登場し、ソツがない。ライダー3人というのもグッズの広がりに一役買っているのだろう。
こんなストーリーで子供は面白いのか?と思うこともあるのだが実際、放映当時に甥っ子は嬉々として自らアギトになりきって遊んでいた。グッズも3ライダーとも集め、なんたらフォームについて熱心に聞かせてくれてたなぁ。狙いはそれなりに両立が出来ているということか。

ふと、ある共通点を思い出す。
いつの頃だったか、筍のようにライトな絵柄のえろマンガ雑誌が増えていた頃のことだ。
この手の雑誌の話にはある程度、毎話に一定量のえっちぃシーンさえ書いておけば、そこ以外のストーリーをかなり好きに出来た頃があったのではないかと思う。ほとんど意味のない話であろうと、とことんディープな世界だろうと何だろうと、お約束さえ守っていれば他は自由にしていた…ように見えた。急激な雑誌の増加による作者不足が背景にあったのかもしれないけど。

それと同じで、毎話、とりあえず仮面ライダーが出て、敵を倒して、変身時にあれこれオモチャ関連グッズを出してアピールする。そのポイントだけの制約を受け入れれば後は自由がきく。そして本来の対象とかけ離れたストーリーを繰り広げることが出来たのではないだろうか。
もっとも最初から一緒に見るだろう親の層を確実に捉えるためのストーリーなのかもしれない。登場人物にはさらりといい顔をそろえておけばそっちの層も狙える。練りこまれた作戦なのかな。
ストーリーがメインで戦闘シーンがおまけかというと、結構熱の入ったものを感じる。いかにしてかっこよく見せようか、こんなシチュエーションのこんな位置からのショットはどうだろう、敢えてロングから撮ってみよう…そういう工夫を感じたりもする。

さて、あと半分。見終わるのはいつになるのだろう。
この先、ストーリーが破綻することなく収束していくのか、見所である。

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2004.01.23

ナウシカ深度

先日TVでまた『風の谷のナウシカ』が放送されていた。
そして途中からではあるがまた見てしまった。これで見たの何度目なんだろう。少なくとも数年置きには見てる気がする。これだけ何度も放送され、また見てしまうというのは紛れもない名作なんだろう。

風に乗って空を駆けるメーヴェ、王蟲をはじめとする蟲たちの動き、戦車の動き一つをとっても躍動感に満ちている。
既に知っているストーリーを追うことだけでない、各々のシーンを再度見る楽しみがあるから何度でも見るのだと思う。

さて、何度か同じ映画を見ていると特徴的なセリフを覚えてしまうのはよくあることだ。そこから更に何度も見ていると生活へ染み出してくるものらしい。そして既にナウシカはそのレベルに入っている。
うちで一番使われるのを思い出してみると、

『腐ってやがる…。早すぎたんだ!』
王蟲の群れを前に担ぎ出した巨神兵が崩れていくシーンでのクロトワのセリフだが、これがえらく活用(?)されている。
「○○してやがる」といいたい場面ではほぼ使える。後につける「早すぎたんだ!」は意味をもたないことがほとんどだが、シーンに合わせて変えたり、そのままで無理やりこぎつけるのも通の楽しみとされている。こぎつけても口には出さないのであくまで心の中でだけの楽しみとなるが。
用例「牛乳切れてやがる…。(飲むの)早すぎたんだ!」
   「もう寝てやがる…。眠すぎたんだ!」

なんでよりによってコレが一番使われてるんだろう…。もっといいセリフが沢山あるだろうに。さらに次点が『なぎはらえ!』じゃどうしようもないか。(巨神兵好き!?)

2003.12.26

恒例、明石家サンタ

毎年恒例、クリスマス深夜のTV特番といえば明石家サンタだろう。

もう何年目になるのか。当日は眠気に負けて最初のほうしか見れなかったのだが、この番組、年に一度でありながら一般視聴者が数年に渡るお約束を忘れていないというのが凄いところだ。
見れなかったところではどんな不幸話が出ていたのだろう。
いや、一応録画はしてあるんだけど、やっぱりこの手の番組はリアルタイムに近い方が楽しいよねぇ。

さて、そんなクリスマスの夜、俺は愛犬のウンチ掃除やってましたとも、ええ。