小春と弥七『天井裏から愛をこめて』
小春と弥七は今日もいい子におるすばん。
さて、今日は何を話していることやら…。

弥(ガクガクブルブル ガクガクブルブル)
小「ど、どうしたのよ、そんなに震えて。まるで迷子のキツネリスのよう……」
弥「おねーちゃん!昨日のこともう忘れたの?」
小「昨日って……何かあったっけ。壁紙剥がしもトイレシーツちぎりもお休みしてたわよ」
弥「もー。ほら、夜遅くなったから寝てたら、いきなりどっかからおとーちゃんの声が聞こえてきたじゃん」
小「ああ、そうだったわね。どこにいるのか探してみたけど結局いなくて」
弥「ボクもきっとベランダにいるんだと思ってしばらくじっと監視してたけどいなかったんだよ」
小「リリーちゃんもいなかったわね」
弥「誰それ?」
小「気にしないで。それで?」
弥「それでじゃないよ。いないのに声がするんだよ?おかしいよ!裁判したらボクが勝つよ!」
小「ちょっと落ち着きなさいってば。確かにいなかったのに声がしてたけど、なにかワケがあるはずよ」
弥「わかった、冷静に考えてみるよ。おとーちゃん譲りのロンリ思考で。えっとえっとえっと……」
小「……」
弥(ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん)
小「な、なによいきなり激しいヘッドバンキングして」
弥「謎は全て解けた! 姿なくして声がする。それはつまり怨霊だよ!きっとおとーちゃんは殺られたんだ」
小「だからってなんで頭振らなきゃいけないのよ」
弥「TVで見たんだ。怨霊はなんかペラペラしたのをパタパタさせればいなくなるんだよ。お祓いっていうんだって」
小「バカね。そんなので祓えるわけないじゃない」
弥「そうなの?」
小「あんた程度じゃダメ。あたしぐらいの耳でなきゃ!」
弥「え?」
小(ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん)
弥「……なんだかおねーちゃん見てたら冷静になれたよ」
小「はぁはぁ。な、なによ?」
弥「昨日のことよく思い出したら、おとーちゃんの声におかーちゃんも反応してたんだよ。だから怨霊じゃないよ」
小「ああ、確かに何かちゃんと会話してたっぽかったわね。でもなんでそれだと怨霊じゃなくなるのよ」
弥「だって、おかーちゃんいかにもそういうのにむちゃくちゃ鈍そうだもん」
小「な、なるほどねぇ」
弥「だからやっぱりおとーちゃん、どっかに隠れてるんだよ」
小「でも見れるところ全部探してみたじゃない」
弥「ロンリ思考でどこにいるかわかったんだよ。ほら、時々上の方からゴトッとかドタドタとか音するじゃん。きっとあれがおとーちゃんが動く音なんだ」
小「天井裏にいるってこと?」
弥「きっとそうだよ、おかーちゃんもそんなこと歌ってたし。♪天井裏から愛をこめて~」
小(おとーちゃん見えるところにいてもドタドタ聞こえてた気もするんだけど)
弥「早く降りてくればいいのにねぇ……おとーちゃん」
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降りたいよ、ホント。
しかも出張中のため画像貼れず。帰ったら追加しよかな。
(戻れたので適当にみつくろって画像追加)







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